
メルカリで車を買ったものの、返品したくて今困っている人。
もしくは、これからメルカリで車を落札した際に、返品が必要な事態が発生したらどうしようかと前もって知識を深めようとしている人。
こういった人に向けて、僕の経験談を書かせていただきました。
ぜひ、参考にしてみてください!
本記事のテーマ
返品をするような事態を回避する方法と、万が一の事前準備を教えます。
Contents
記事の信頼性
メルカリで日産アベニールを13マンで落札。ところが一ヶ月もせずにエンジントラブルが発生。。。(泣)
売る時の説明文には、現状渡し、ノークレーム・ノーリターンだったので泣き寝入り状態に・・・(´・ω・`)
そんな私が今回の経験を元に、メルカリでのトラブルを防ぐ知恵や、トラブったときの対処の仕方をお伝えします!
読者さんへメッセージ
“後悔先に立たず”
いま一番、これほど僕に沁みる言葉はありません。
後で振り返れば「あーすればよかった」「こーすればよかった」と、いろいろ思うことがあります。
ぜひ僕を反面教師にしてくださいね。
オークションってこんなに安く車が売っているのか!

休日は、バイクで友人とよくツーリングをしていました。
たまたま行ったツーリング先で、竿を借りて渓流釣りをしたら、もっと本格的にやりたくなって道具一式を揃えることに。
そうなるとバイクじゃきついので、ボロでもいいから荷物が積めるステーションワゴンが欲しくなったんです。
以前からメルカリでいらない服とかを出品してたんですが、たまたま車カテゴリがあるのに気づいて見てみると、これが結構安い。
日産アベニールが13マンで売られてるいるのを見つけて、場所を問い合わせたら家から割と近いことが判明。載ってる写真を見るとなかなか綺麗ぽいし、他の質問も結構入っていて急がないと他の人に取られちゃうと思い即落札したんですよ。(これがのちのち後悔することに・・・)
一週間ほどで、名義変更もろもろ終わり、晴れて自分の車に。
で、乗ってみるとなんか微妙に振動が多い、エンジンから異音が聞こえるような・・・ただ、売ってくれた人はいい人っぽかったし、まあ久々の車の運転だし、気にし過ぎかなぁと自分に言い聞かせて帰宅。
多少の違和感を感じながらも、買ってから一ヶ月くらいの頃に友人と渓流釣りへ。その帰り道でエンジンブロー。幸い事故は起こさなかったものの、近くの修理工場で見てもらったら修理代80マン!
今もその車は、修理して乗るか、廃車にするか迷ったまま駐車場に停まったままです。。。
ここまでざっと書いてみましたが、いま振り返ると、いろいろ反省するところがあります。
自戒の念を込めて、この時はどうすれば良かったのかなどを以下にまとめてみました。
ここに注目!メルカリでトラブルに巻き込まれないためのポイント

ノークレーム・ノーリターンは落札するな
“ノークレーム・ノーリターンでお願いします”
メルカリでいろいろ商品を物色していると、よく見かけるフレーズですよね。
僕のように買ってすぐ不具合が出てしまうこともあったりしますし、そうなった場合にクレームを言いにくくなってしまいます。
もしかして、不具合を最初から隠して出品してる人が、ノークレーム・ノーリターンと言ってる可能性だってあります。
安い車でも数万~数十万するものですし、やはり万が一のことを考えて返品可能なものを選んだほうがいいです。
売り手の評価をチェックする
僕が落札した人は「良い2・普通4・悪い6」でした。
掲載してあった写真は綺麗で、実際会ったときも人当たりのよさそうな方だったんですけどね。
やはり悪い評価の多い人はトラブルが起こる確率が高いので避けたほうが無難です。
市場価格よりあまりに安いものは避ける
今は検索すればおおよその価格が分かりますし、あまりに安い価格の場合は出品者に問い合わせてみたほうがいいですね。
やり取りはメールでする
全てのやり取りはメールなど記録に残るようにしたほうがいいです。
万一トラブった場合、後で言った言わないの水掛け論になってしまう恐れがあります。
友人・知人に同行してもらう
メルカリで落札して次の日には見に行ったんです。
で、現物を見たらなんか舞い上がってしまってロクに状態をチェックしなかったので、こんな結果になってしまいました。。。
やはり友人や知人と一緒に出向いて行って、冷静な目で判断してもらえばよかったです。
可能であれば、整備士や中古車査定士の資格を持っている人だと心強いです。
ココナラやタイムチケットでそういう人を探すという手もあります。
必ず試乗する
これが僕の一番後悔していることです。
試乗は必ずしてください。
もし、なにかと言い訳をして試乗させてくれないのなら、取り引きはお断りしましょう。
まだお金を払う前だったら、メルカリの悪い評価が付くだけで金銭的な損失はゼロで済みますから。
返品交渉を円滑に進めるための事前準備

もし返品交渉をすることになったら、こういったことをやっておけばいいと思うことを挙げました。
ぜひ参考にしてください。
気になるところの写真や動画を撮る
文章で書くよりも一目で相手に伝わります。
僕の場合は、買った直後のエンジン音が気になっていましたが、そのままにしていました。
調子が悪くなる前に、写真や動画などを撮っておくと交渉がしやすくなります。
メンテナンス履歴を把握する
中古車を買うときは、定期点検記録簿を確認しましょう。
買う際に、相手の言うことを鵜呑みのしてしまって、履歴を確認しておけば、そもそもトラブルにならなかったです。
定期点検記録簿のない車は、何か隠し事をしている可能性が高いですし、そもそもこれは2年間の保存が義務づけられていものなのです。
返品交渉するときには、定期点検記録簿を確認して、不具合を隠していなかったのか、説明と違っていないかというのを相手に伝えましょう。
メルカリの説明文・契約時の書類の保存と確認
メルカリ出品時の説明文はスクショするなりして保存しておきましょう。
契約も文書で交わして確認します。
もし、相手の言っていることが違ったら、それらのものと比べて指摘できます。
瑕疵担保責任について知っておく
瑕疵担保責任とは、売り手が買い手に対して負う責任のことで、これは民法で定められています。
車を購入した時点では明らかになっていなかった“隠れた瑕疵”が後日見つかった場合、売り手は買い手に対し、契約の解除や損害賠償などの責任を負わなくてはなりません。
瑕疵(かし)とはキズ、欠陥や不具合のことです。
こういった法律があることを相手に伝えて納得してもらいましょう。
まとめ
自分の失敗を晒すのは、正直勇気がいりました。
ただこうして振り返って書いてみると、“どこに失敗の原因があったのか”“どうすれば良かったのか”かがよく分かります。
ポイントは、
・購入する前
①取りに行く時に一人で行かない
②必ず試乗する
・購入してしまった後
①メルカリ説明文、契約書等の保存と確認
②瑕疵担保責任について知る
です。
ただ、メルカリでの個人間取り引きは決して悪いことばかりではありません。
あらかじめ、リスクやその対処法を知っておけば、安くいい車を手に入れることが可能です。
それでは、よいカーライフを!