
ガリバーで車の売却を考えている人「ガリバーで査定してもらったらクレームガード保証を勧められたけれど、どんなことが保証されるの?車の売却がしたいのに、必要のない出費はしたくない。そもそも自分は加入した方がいいのかわかりません。」
こういった疑問に答えます。
- 本記事のテーマ
【5分ですべてが分かる】初心者にもわかるガリバーで勧められるクレームガード保証について
Contents
- 記事の信憑性
記事を書いている私は、今まで車を売ったことがなかったのですが、実際にガリバーで買取依頼をして車を売却できました。
そんな私の経験をもとにこの記事を作成しています。
- 読者さんへの前置きメッセージ
本記事では、「ガリバーで勧められるクレームガード保証について知りたい」という方に向けて書いています。
店員に勧められたから加入した方がいいのではないか?加入しないとどうなってしまうのだろう?と不安になったりするのではないでしょうか。
でも、必要のない出費はしたくないですよね。
この記事を読むことで、「クレームガード保証に加入した方がいいか判断する方法」のイメージができるようになると思います。
基本的なことをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
車を売りたくて思いきってガリバーに行ったらクレームガード保証の加入を勧められた

筆者は車を高く売却して買替の資金にしたかったのですが、今まで車の売却をしたことがありませんでした。
車買取の知識がないまま、ガリバーに行ったらクレームガード保証の加入を勧められてしまい、よくわからず悩んでしまったのです。
それから詳細を調べた結果、クレームガード保証について理解して加入するべきか判断できるようになりました。
ガリバーのクレームガード保証について

クレームガード保証の加入を勧められた経緯
車の買取依頼をすると、まず店員さんが車の査定をして買取金額を提示してくれました。
高く売却したかった筆者はあらかじめ相場だけは確認していたので、傷やへこみなどの不備があったのか、もう少し高くならないのか交渉しました。
すると不備はなかったのですが、その後売却した後の流れについて説明を受けて「保証があるので安心してご売却できます」と店員さんに言われました。
この時に勧められたのがクレームガード保証です。
クレームガード保証の内容とは

クレームガード保証は、売却した車に後から何か重大な欠陥が見つかっても一切請求しないという有料の保証です。
売却して引き渡した車はガリバーが中古車として販売するため、その際にもう一度車の査定を行い、目に見えない性能上の不具合や構造上の不具合が見つかると修理をします。
ガリバーは修理代を売主に請求できますが、クレームガード保証に加入している売主は請求されません。
クレームガード保証は適用されない場合がある

クレームガード保証に加入していても100%安心とはなりません。
例えば
- 車の修理費用が保証の上限金額の100万円を超えてしまった
- 車の不具合を故意に隠して売却後に発覚した
- ガリバーが買取後に車に重大な欠陥を見つけて契約が破棄となった
このような場合は保証の対象外となってしまい、クレームガード保証は適用されないので注意しましょう。
ガリバーのクレームガード保証は加入した方がいい?

クレームガード保証のメリットとデメリット
買取依頼する際の車の事情はさまざまです。
クレームガード保証のメリットとデメリットを知ることで、加入するか判断するひとつの目安となります。
加入した方がいいケース

中古で購入した車の場合は加入した方が安心です。
中古で購入した車は修理をしていなくても、自分の前のオーナーがどんな修理をしたかわからない場合があり、査定時に申告することができません。
さらに、修復歴があることを隠されて購入してしまった中古車の場合、責任を問われる可能性もあります。
加入しなくてもいいケース

新車で購入した車の場合は必ずしも加入する必要はありません。
今まで1人のオーナーが所有していた車の場合、どんな修理をしたか覚えています。
さらに経歴のはっきりしている認定中古車の場合も加入する必要はありません。
新車と同様に査定時にどんな修理をしたか申告できれば問題ありません。
ガリバーで売却する時に失敗しない方法

契約不適合責任がある
車の売主は契約不適合責任を負う必要があり、売主が買主に対して負う責任のことです。
ガリバーが車の買取後に申告されていない不具合を見つけた場合は修理代や整備代が請求できるというものです。
売却後に責任を問われないようにするためには、査定の際にすみずみまでチェックをしてもらいましょう。
不具合を発見できないのはプロである事業者の過失が考えられ、売主に責任の追及はできないとされています。
まずは本当に問題ないか査定士に念入りに確認するのが重要です。
実は料金がかからない

クレームガード保証はガリバー独自の保証で、一部を除いてほかの買取店にはありません。
このような保証は査定ミスによる損失を減らす業者側を守る保険のようなものといわれています。
万が一ミスがあってもクレームガード保証で損失を補填できるからです。
本来料金のかかるサービスではないので、加入を勧められた際は慎重に判断しましょう。
修復歴や事故歴は必ず申告する

車を高く売却したいという気持ちはわかりますが、査定の際はしかっりと不調や異音、普段から乗っていて気になることなどを隠さず伝えましょう。
車を売るには大きな責任がともないます。
修復歴、事故歴、故障を隠して売却すれば責任追及され、損害賠償請求などということになりかねません。査定額は下がりますが、必ず申告しましょう。
ガリバーでクレームガード保証を勧められた2人の体験談

クレームガード保証の加入は断れない?
クレームガード保証の加入は任意です。
もちろん断ることも可能です。
ガリバーには本社直営の店舗とフランチャイズの店舗があります。
フランチャイズの店舗によってはクレームガード保証を取り扱っていない場合もあり、存在すら知らないこともあるようです。
もし、しつこく勧められたら「クレームガード保証の金額分を買取金額に上乗せしてくれたら契約します!」ぐらい強気で交渉を進めましょう。
賠償請求される? 緊張の3ヶ月!

クレームガード保証の期間は7ヶ月と定められていますが、まず問題ない場合がほとんどです。
クレームガードの適用される可能性は売却してからガリバーが名義変更するまでの期間で、名義変更は売却から3ヶ月以内にガリバーがするため、変更後は売主に対して責任を追及することが基本的にできなくなります。
名義変更書が届いたら、賠償請求の心配から解放されたと考えていいでしょう。
まとめ

クレームガード保証について理解することで、自分の車が加入するべきケースに該当するのか判断できるようになります。
すべてに適用される完璧な保証ではなく、本来は料金のかかるサービスではありません。
しかし、車の売却は大きな責任がともなうため不安も大きいでしょう。
クレームガード保証に加入することで安心を買うこともできますが、車の査定はプロが行うため原則として責任の追及は認められません。
ガリバーで車の買取依頼をする際は車の情報を公開し、査定の様子もしっかりと確認しながら交渉を進めましょう。